鹿児島高専の入試問題は、鹿児島県の公立高校入試ではなく、全国共通の国立高専入試問題です。しかし、公立高校入試レベルの知識があれば十分対応可能なので、基本をしっかりと固めることが重要です。この記事では、国立高専の数学入試の特徴や対策について解説します。
大問4つの構成
国立高専の数学入試は、毎年大問が4つで構成されています。
問題の難易度は、公立高校の入試問題をしっかりと勉強していれば十分に対応できるレベルです。
しかし、過去問演習を通じて国立高専特有の出題傾向に慣れることが重要です。
第4問の特徴:「鹿児島県公立高校入試では見かけない問題」が出題される
令和2年から令和6年までの国立高専の問題を確認したところ、第4問では「図形の問題」か「公立高校の入試では見かけない問題」のどちらかが出題されています。令和2年では、第3問に「公立高校では見かけない問題」が出題されています。
「公立高校では見かけない問題」は、初めて目にするような形式かもしれませんが、焦らずに取り組めば難しくありません。
対策のポイント
国立高専の数学入試では、公立高校の入試と同じレベルの問題をしっかりと解ける力があれば余裕をもって対応できます。しかし、油断することなく過去問演習を通じて慣れておくことが大切です。
第4問のように少し変わった問題が出ることもありますが、焦らずに問題文を丁寧に読みましょう。見た瞬間は「解くのめんどくさそう」と思うかもしれませんが、公立高校入試レベルの知識があれば十分に対応できます。
このような問題では、問題文が丁寧に書かれており、その中にヒントが隠されています。なので、問題文をよく読み解き、落ち着いて考えることが解答への鍵です。
また、令和6年の第4問は、過去5年の中で問題文が長く少し圧倒されるかもしれません。今後もこうした問題が出題されると思います。
しかし、この問題も十分な知識と集中力があれば解けるものであり、「これくらいの分量があるのだ」と事前に把握しておくことで、冷静に対処できます。
普段の勉強に加えて、過去問に取り組むことで、しっかりと対策を進めましょう。