大学受験のための験勉強する期間は1年か?半年か?
それは「志望大学のレベル」と「現在の自分自身の学力」の関係によって異なります。
東大を目指すと仮定してみましょう。高2の終わりまでにセンター過去問、共通テスト予想問題、模試でコンスタントに、制限時間内に7割以上得点できるのなら、1年で合格する見込みはあります。
しかし7割に届かないようであれば1年での合格は無謀です。無理して東大レベルにもっていこうとすると消化不良を起こします。センター7割未満から本気で東大に行きたいと思うのであれば、2年の勉強時間は必要です。
東大合格者の多い学校は難関の中高一貫校がほとんどです。少なくとも小5のときから大人顔負けの勉強をして「合格するための勉強のやり方」を身につけています。そんな人たちを相手にたった1年で追いつくのは至難の業です。
1年目は基礎体力をつけることに集中して、共通テストレベルでコンスタントに8割取れるようにします。よりレベルの高い問題を理解するだけでなく、自力で解けるようにするには基礎体力が欠かせません。そして2年目に本格的に東大レベルに対処していきます。
したがって現在の学力を無視して勉強計画を立てることはしません。現在の学力が中学生レベルで難関大学を目指すというのであれば、2年以上の計画になります。
こちらの都合で長く通ってほしいというわけではありません。当塾のやり方が合わないなら、すぐにやめてもらって構いません。
1年だけ頑張ってなんとか行ける大学ではなく、本当の志望校に合格してほしいと思っています。そのためには、現在の学力を見極めたうえで無理なく計画を立てることが望ましいです。
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