【鹿児島大学入試(物理)】過去問を使った効果的な勉強法

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問題構成・時間

鹿児島大学の物理入試は、4問構成で力学、熱力学、波動、電磁気の各分野から出題されます。2023年から2019年の過去問を見ると、第1問力学、第2問熱力学、第3問波動、第4問電磁気という順に毎年安定して出題されています。

問題文は文字数が多く、一見難しそうに感じるかもしれませんが、実際に問われている内容は教科書レベルの基礎がしっかり身についていれば対応できるものがほとんどです。

試験時間は90分。時間的には十分に余裕があり、焦らずに取り組むことができます。しかし、長文の問題に対しては、まず内容をしっかり理解してから問題に取り組む冷静さが必要です。

まずは教科書レベルの基礎固め

鹿児島大学の物理問題を攻略するための第一歩は、教科書レベルの基礎をしっかりと理解することです。問題の多くは、物理の基本的な法則や公式を使った標準的な問題が中心となっています。そのため、まずは基礎を固めることが最も重要です。

まず基礎レベルの問題集を繰り返し解くことです。例えば『物理のエッセンス』や『リード』、『セミナー物理』などの定番の問題集を使って、各分野の基本問題をしっかり解けるようにしましょう。この段階で理解が不十分だと、過去問に取り組んだ際にスムーズに解けません。

過去問演習の重要性

基礎固めができたら、次に過去問演習に移ります。鹿児島大学の物理は、過去問に取り組むことで試験の出題傾向や時間配分の感覚をつかむことができます。

長文問題に対しては、最初は文字数に圧倒されるかもしれませんが、じっくり読んでみると問われていること自体はシンプルです。大切なのは、問題文を一読して何が問われているのかをしっかり理解し、それに応じて解答を進めることです。解答に必要な情報はすべて問題文中に書かれているので、焦らずに取り組みましょう。

また、過去問を解いた後に「どうしても理解できない」という箇所が出てくることがあります。その場合は、無理に進めずに基礎に立ち返ることが大切です。例えば、力学の公式を忘れている場合や、電磁気の基本原理が曖昧な場合など、理解が不十分なところを確認し、もう一度問題集を使って復習しましょう。

復習の効率化:専用ノートやルーズリーフの活用

過去問を解いてわからなかった問題や、自分がミスをした箇所を効率よく復習するためには、専用のノートやルーズリーフを使って記録するのがおすすめです。

ポイントは、「間違えた理由」と「解き直しの際に意識すべき点」を書き留めることです。これにより、次に同じ問題に取り組んだ際に、何を意識すればいいのかが明確になります。

また、ノートやルーズリーフにまとめる際は、できるだけシンプルに、要点だけを整理するよう心がけましょう。これにより、復習の際に効率的に内容を確認することができます。

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