がり勉も復習もせずに合格?ラ・サールはそんなに甘くない
ラクして合格?それが通じないのがラ・サール
「がり勉なんてダサい」「復習とかめんどくさい」
その気持ち、わからなくもありません。
でも、はっきり言いましょう。
ラ・サールを目指すなら、「がり勉はしない、復習もしない」では通用しません。
合格者の多くが「努力」を積み重ねている
ラ・サールの入試は、出題範囲も広く難易度も高いです。理解するのにも時間がかかるし、自力で解けるようになるのにも時間がかかります。
そんな試験に受かるのは、やはり「コツコツ努力してきた子」なんです。
たとえばこんな子たち:
- 毎日決まった時間に机に向かう習慣がある
- 模試のやり直しを欠かさず、自分のミスを分析している
- 苦手単元から逃げずに、克服するために何度も取り組んでいる
派手な「才能」や「ひらめき」ではなく、地味で地道な積み重ねが合格につながっています。
復習ナシでは記憶はあっという間に消える
どんなにいい授業を受けても、どんなに理解したつもりでも、人間の記憶は復習しないとすぐに消えます。
ラ・サールレベルの問題は、「一度やったからOK」では通用しません。
時間を空けて、何度も復習して、ようやく「本物の知識」になる。
それをやらずに受かる子は、ほぼいません。
「勉強は最低限で合格したい」そんな夢みたいな話ある?
「なるべくラクして受かりたい」「必要最低限の勉強だけで合格できないかな」
そう思う気持ち、よくわかります。
でも、ラ・サールのような全国屈指の進学校を目指すとなると、その考え方ではまず通用しません。
甘い幻想は早めに捨てましょう。
時間をかけずに受かるのは、よほどの天才だけ
確かに世の中には、「あまり勉強していないように見えるのに合格する子」がいます。
でもそういう子は、例外中の例外です。しかも、表に見えていないだけで、実はものすごく勉強していることも多い。
ましてや、ラ・サールを目指すライバルたちは、毎日何時間も勉強しているのが当たり前。その中で「最低限だけやって勝てる」と思うのは、10000人中1人の「奇跡」にかけるようなものです。
「できる子」は影でちゃんと勉強している
「○○くんはゲームばかりしてるのに模試の成績がいい」
「△△ちゃんは塾以外で全然勉強していないらしい」
そんな話を鵜呑みにしてはいけません。
実際は、その子たちは家でしっかり復習していたり、電車の中で暗記していたりします。
「できる子」ほど、人に見せないところでしっかり勉強しているのです。
そして、そういう子たちが「勉強してないよ〜」と軽く言ってしまうことすらあるので、周囲は騙されてしまうんですね。
本気でラ・サールを目指すなら、毎日の積み重ねが大切
ラ・サール中は、全国でも屈指の進学校です。
合格するためには、「がり勉だと思われたくない」なんて気にしている場合ではありません。
むしろ、がり勉こそが当たり前。
それくらいの覚悟がないと、合格ラインに届かないのが現実です。
志望校のレベルが高い=ライバルが強すぎる
ラ・サールの入試を受ける子は、みんな優秀です。
ただ「授業を聞いてるだけ」「宿題だけやってる」レベルでは勝負になりません。
- 志望校の過去問を繰り返し分析していたり
- 苦手分野を徹底的に潰していたり
つまり、「当たり前」のレベルが、すでに高いのです。
ラ・サールを目指すということは、その集団の中で戦い、勝ち抜く覚悟があるかどうかが問われるということ。
「努力を努力と思わない子」が最後に勝つ
最後に合格を勝ち取るのは、ただ「勉強時間が長い子」ではありません。
努力を習慣化できた子、つまり“努力を努力と思わない子”です。
- 毎日の学習を「歯みがきみたいなもの」として当たり前にやる
- できない問題が出たら、何度も復習する
- 暗記を馬鹿にせず取り組む
そんな子は、自然と合格ラインに届いていきます。
逆に、「がり勉って言われたくない」「勉強ばかりの生活はイヤ」と思っているうちは、本気で受かりたい子たちには追いつけません。
ラ・サールは、挑戦する価値のある学校です。
だからこそ、それにふさわしい「覚悟」と「努力」が必要です。
まずは「やるべきこと」から逃げない覚悟を
勉強が好きじゃない、机に向かうのがつらい…
そう感じるのは自然なことです。誰にでもあります。
でも、そこで逃げるか、立ち向かうかで、合格発表の日に笑えるかどうかが決まります。
たとえばこう考えてみてください:
- スポーツで全国大会を目指す子は、毎日練習を欠かしません
- ピアノのコンクールで入賞したい子は、何時間も練習します
受験も同じです。本気でラ・サールに行きたいなら、「やりたくない」は理由になりません。
まずは、「今日はここまでやる」と少しずつ課題に向き合う習慣を作ること。
小さな努力の積み重ねが、やがて大きな自信に変わります。
「やりたくないからやらない」ではなく、「ちょっと苦手だけど、やらなきゃいけないから頑張る」
そう思えるようになると、合格はぐっと近づきます。
一番大事なのは、「やりたくないことでも、やるべきならやる」という覚悟を持つことです。
まとめ|ラ・サールに行きたいなら、「がり勉は当然」と思おう
ラ・サールを目指すなら、「がり勉はイヤ」「復習はしたくない」では通用しません。
- 合格する子は、日々の積み重ねを大切にしている
- 勉強を習慣化し、「努力を努力と思わない」レベルに達している
- めんどくさくても、やるべきこととしっかり向き合っている
これが、ラ・サール合格者に共通する姿です。
もちろん、最初から完璧にできる必要はありません。でも、「本気で行きたい」という気持ちがあるなら、がり勉と思われようが、自分の目標のために勉強しましょう。
勉強から逃げずに、まっすぐ努力できる子だけが、あの難関校の門をくぐることができます。
本気で目指すなら、今日から一歩ずつ始めましょう。