勉強を始める前に志望校を決めるべき
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目標がないのに勉強ができるか?
勉強することがヒマつぶし、娯楽なら勝手にやるとおもいます。しかし、ほとんどの人にとってはつまらないもの。目標がなかったら本気は出ません。
登山を例にすると、うっそうと茂った森の坂道を登るだけなら、はじめは新鮮かもしれませんが途中で飽きるはずです。「山頂に到達する」または「絶景を眺める」といった達成感があるからこそ、途中のつらい山道もがんばれます。
勉強も同じです。先にゴールを決めておかないと本気になれないし、的外れなことをして時間を浪費します。
現在の実力を気にせず志望校を決める
受験まで残り1年を切っているのであれば、現在の実力を考慮する必要があります。
しかし、1年半以上残されているなら思いっきり高望みをすればいいと思います(志望校のレベルと本人のレベルを考慮すると2年以上は必要な場合もありますが)。
一見すると着実で無難で現実的な目標は次のようなものだと思います。
- 今の実力より1つ上のランクの大学を目標とする
- 上記大学でA判定が出たら、さらに上のランクを目指す
高望みのゴールを設定した場合も、成績の上がり方は上記のルートになるでしょう。ただし「この目標の立て方でやる気が起きるのか」という問題がります。ただでさえつまらない勉強をするのだからリターンは大きいほうがいい。
ちょっと手を伸ばせば手が届きそうなところを目指しても、重い腰はなかなか上がりません。いつまでたっても行動せずにいて、結局そこにも届かないということにもなりかねません。
だから、現在の学力に関係なく志望校を決めるといいです。勉強をするための起爆剤になります。もちろん、現在より少し上のランクを中間目標にすることも大切です。成長を実感しやすく、このレベルなら確実に合格できるという安心感も得られます。