当塾では、英語学習の初歩として品詞と5文型を覚えてもらいます。これは大学受験に限らず、高校生以上の英語学習(英検、TOEICなど)では当然だと思います。問題集の解説を見ると品詞やSVOCの他にも、態や節などの文法用語が出てくるからです。
これらの文法用語を知らないまま英語の勉強をするのは、グローブなしでキャッチボールをするようなものです。遅いボールなら問題ありませんが、速いボールを素手で受けるとなると、痛くてとても続けられません。
英語の勉強も同じです。公立高校入試程度の簡単な文章なら、文法用語を知らなくても読めるようになるでしょう。しかし、大学入試レベルに対応するためには、文法用語を知っているほうが勉強がはかどります。特に5文型(英語の語順)は重要です。5文型を使いこなせたら、長い一文が出ても構造をすぐに見抜けるようになります。
くどいようですが品詞と5文型は必須です。これくらいは最低限知っておかないと、問題集を使って解説を読んでも身につきません。逆にここを乗り越えれば読解で苦労することはないでしょう。
中学生のとき英語がそこそこできた人ほど、品詞や5文型を覚えることは嫌かもしれません。しかし、ここを面倒だと放っておくと後でツケが回ってきます。急がば回れ。今この段階で身につけましょう。
使用する問題集は、今のところ『Mr.Evineの中学英文法を終了するドリル』が最適だと思いますが、最近他にも良さそうなものがあると知ったので、そちらも考慮中です。
目次