最初から答えを見る

勉強の基本は暗記です。定石を覚えることからはじまります。

ちゃんと自分の頭で考えないと身につかないと思うかもしれませんが、道具がないと自力では考えられません。道具の使い方を覚えるのに試行錯誤するのは無駄です。解答をみればすぐにわかることです。

ここでいう道具とは公式や定理のことですがそれを知っただけでは何の役にも立ちません。釣りをしたことのない人が竿を持っているだけで魚が釣れないのと同じです。釣り方(解き方、定石)までしっかり覚えます。

学校で授業をしっかり聞き課題も提出するのに、成績がいまひとつなのは解き方を覚えていないからです。公式を覚えたあと、簡単な問題を自力で考えてわからないから解答を見て答え合わせ。仮に解けたとしても簡単な問題に10分以上かける。

だったら最初から答えを見て解き方を覚えていくほうがいいです。センターで8割レベル、鹿大
合格レベルならこのやり方で十分です。さらに上のレベルを目指すとなると自力で考える時間
も必要ですが、まずはそのレベルまで到達することが重要です。

たとえば甲子園を目指している野球少年がいたとします。甲子園に行くために彼がやらなければならないことは何か?野球の起源を知ることか?なぜ三振したら1アウトになるのか、なぜ左回りに走るのかを知ることか?

彼がやらなければならないことは、まず大雑把なルールを覚えてゲームに参加することです。その中でバッティングフォームやら何やらと勝つためにやらなければならないことが見えてきます。

勉強も同じです。解き方を覚えたら即実践。多少理解できないところがあっても無理やり進めて何度も復習。そうするととだんだんとわかってきます。

スマホやゲームをしていてその仕組みを細かく考えないのと同じです。「こうすればこうなる」というので自然に覚えていくはずです。なぜ自然におぼえるのかというと同じことを何度も繰り返すから。つまり復習をしているのです。

早くルールを覚えて何度も繰り返す、こうすることで難易度が高い問題もクリアしやすくなります。

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