高校生になったら学習ペースを上げないといけない

中学生の学習内容は簡単です。学校のペースに合わせずどんどん進めていけば全ての学習範囲を終えるのに1年もかかりません。それに対して高校生の学習内容は難しくなります。たぶん中学3年分の内容が高校1年分に相当するのではないかと。

中学生のときには公立高校入試に合わせた勉強をする人がほとんどだと思います。学習範囲は狭いし内容も難しくないので、学習ペースは割とゆっくりです。

しかし中学生のときのようなペースで勉強していては高校内容についていけません。量は多いし内容も難しい。教科書を理解してから問題を解こうとするととても時間が足りません。完璧には理解できなくても問題を解く(解放パターンを覚える)中で次第に理解できてきます。

当塾では以下の方針をとっています。

①教科書レベルの問題で解法パターンを覚える
②解説を読んでも理解できないところはひとまずとばして先に進む
③1週間以内に3回以上復習(はじめは見るだけでも構わない)

以上のことを意識して勉強すると学校のペースに遅れることなく、むしろ速く進めます。「速く進んで意味がるのか?ゆっくりでもしっかり理解したほうがいいのではないか?」と疑問に思うかもしれませんが、その理解がなかなかできないまま時間だけが過ぎていきます。

多少の穴があっても学習範囲を終わらせて何度も復習する。そうすることで考え方に慣れてくるし見落としていた部分にも気づきます。

当塾における数学の勉強法【高校生向け】を紹介します。

基本的には高校生、浪人生、社会人という区別はなく同じやり方で勉強します。この記事で【高校生向け】としているのは、「学校の授業」と「塾での勉強」のバランスを考えてのことです。

「学校に合わせた範囲「復習または先取学習」、この2つを塾で勉強します。

目次

学校に合わせた範囲

まずは学校に合わせた範囲を塾でも勉強します。当塾での白チャートを利用する勉強に慣れれば、学校のペースに遅れをとることはないでしょう。

復習または先取学習

学校に合わせた範囲の勉強だけだとすぐに終わるので、残りの時間は既習単元の復習または先取学習をします。

当塾では復習を重視します。こちら側から課題を与えて学習内容が定着したかどうかを確認します。本人だけに任せることはありません。

特定の分野だけで満点が取れても意味がりません。どの分野の問題が出ても共通テスト、鹿大レベルなら8割以上コンスタントに取れるようにしましょう。ここを飛ばして難問だけ解いても砂上の楼閣です。基礎がしっかりしていないと頭に定着しません。

そのためにすることは、 白チャートの例題の9割以上(全分野)を自力で解ける学力をつけることです。

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