中学受験理科「水溶液の濃さ」の学習ポイント
鹿児島市で中学受験を目指しているご家庭から、理科の勉強についてよく質問をいただきます。その中でも、小学生がつまずきやすい分野の一つが「食塩水の濃さ」です。
ラ・サール中、志學館中、鹿児島第一中などの中学受験では、水溶液の計算問題がよく出題されます。計算自体はそれほど難しくありませんが、考え方や整理の仕方を知らないと混乱しやすい単元でもあります。
当塾では、この分野を指導する際に次の4つのポイントを意識して指導しています。
- 濃さの公式の理解
- 割合の考え方
- 面積図による整理
- てんびん図による混合の考え方
中学受験を考えているご家庭の参考になれば幸いです。
① 濃さの公式をまず正確に理解する
まずは基本となる公式です。
[
\text{濃さ(%)} = \frac{\text{食塩の重さ}}{\text{食塩水の重さ}} \times 100
]
この公式は必ず覚えてもらいます。
ただし、単に暗記するだけではなく、
- 食塩水=「水+食塩」
- 濃さ=「食塩がどれくらい入っているか」
という意味まで理解することが大切です。
例えば、
- 食塩水100g
- 食塩20g
なら
濃さは20%
ということになります。
② 20%の食塩水なら水は80%と考える
中学受験では、次の考え方がとても重要です。
例えば
20%の食塩水
ならば
- 食塩:20%
- 水:80%
です。
つまり
- 食塩水100g
→ 食塩20g
→ 水80g
という関係になります。
このように割合で水の量まで考えられるようにすると、
問題がとても解きやすくなります。
③ 面積図で整理する
当塾では、濃さの問題を面積図で整理する方法をよく使います。
面積図では次のように考えます。
- 縦:濃度
- 横:食塩水の重さ
- 面積:食塩の重さ
つまり
[
濃度 × 食塩水の重さ = 食塩の重さ
]
という関係を、図で見える形にするわけです。
濃さの問題は、文章だけで考えると混乱しやすいですが、
図を使うことで関係が一目で分かるようになります。
当塾では、まずこの図を描けるように練習していきます。
④ てんびん図で考える
食塩水を混ぜる問題では、てんびん図もよく使います。
てんびん図では、
- 棒の長さ=濃さの差
- つるすおもり=食塩水の重さ
として考えます。
そして
モーメント(重さ×視点からの距離)がつり合う
という考え方を使います。
これを使うと、
- 10%の食塩水
- 30%の食塩水
を混ぜて20%の食塩水を作るような問題が、とても簡単に解けるようになります。
中学受験では、このてんびん図の考え方を知っているかどうかで解くスピードが大きく変わります。
まとめ
食塩水の問題では、次の4つをしっかり身につけることが大切です。
水溶液の濃さの学習ポイント
- 濃さの公式
(濃さ=食塩÷食塩水×100) - 濃度から水の割合を考える
(20%なら水は80%) - 面積図で整理する
(縦=濃度、横=食塩水、面積=食塩) - てんびん図で混合問題を解く
(濃さの差とモーメントのつり合い)
当塾では、こうした図を使った考え方を重視して指導しています。
まずは解き方をしっかり理解して覚えるまで復習してもらいます。
鹿児島市で中学受験対策をしている塾です
当塾では、鹿児島市で中学受験を目指す小学生に向けて、
- 算数
- 理科
の指導を行っています。
ラ・サール中、志學館中などの受験を目指す生徒が通っています。
理科の計算問題や食塩水の問題が苦手な場合は、ぜひご相談ください。
