指導形式

勉強方法の指導

当塾では「問題集の使い方」、「ノートのまとめ方」、「復習のやり方」を主に指導します。

大学受験ともなると、基礎から応用まですべて「授業を受けて学ぶ」スタイルだと、3年間では時間が足りません。自分で学習する時間がどうしても必要になります。

しかし自立学習のやり方を知らない人は多いです。一応、自習していても無駄なことをしています。勉強方法を変えれば、同じ時間に5倍以上の学習量をこなせる場合も少なくありません。

どんなに時間をかけて、どんなにきれいにノートにまとめても、「学習範囲が足りない」、「復習が足りない」という状態では成績は伸びません。

当塾での勉強方法は、あなたがいままでやってきた勉強方法と異なると思います(特に公立中出身者)。しかし、いまの自分の勉強のやり方に疑問を感じているのなら、当塾の勉強方法を試してみませんか?

個別指導

当塾では、塾生1人1人にカリキュラムを組んで個別指導をしています。主にわからない問題の質問対応をします。

また、未習単元の導入部分の解説をします。こちらはビデオ電話指導をおすすめします。ただし、懇切丁寧な解説ではないです。「その分野を学習するうえで、おさえておくえべき知識は何であるか」を指導します。

学習ペースは基本的に塾がつくります。塾生本人だけにペース作りを任せると、「ペースが遅すぎる」または「知識が定着していないのに先に進もうとする」状況になりかねません。

多少理解できないところがあっても、学習単元を進めることもあります。1つ1つ理解できるまでじっくり学習したいという人にとって、当塾は合わないでしょう。

オンラインコースと通塾コースがあります。

復習の管理

復習記録表に学習した日付を記入。日付を記入することで、「次に復習する日」、「復習が足りていない」ということが明確になります。

オンラインコース、通塾コースのどちらでもGoogle Classroomで管理。これを使えば、講師が塾生の復習状況を確認することができます。

入塾時点から志望校を決める

3年生になってから「よし、そろそろ受験勉強やるか!」ではおそい。志望校にもよりますが、1年生~2年生8月までに勉強習慣が身についているかどうかで、大体の結果は見えてきます。

当塾では「高3の春の時点でがんばって勉強して、なんとか合格しそうな大学」を目指すのではなく、高1(できれば中学生)の時点で志望大学を決めます。

その時点での学力に関係なく高望みしてください。「実力もないのに、はずかしいな」と思わなくていいです。もちろん友人や知人には黙っておいていい(むしろ黙っていたほうがいい場合もある)かもしれませんが、塾には本当の志望校を教えてください。もちろん途中で志望校を変えてもいいです。

逆に、「志望校は未定。ただなんとなく定期テスト対策ができればいい。3年生になってから志望校を決める」という人には、当塾は合わないと思います。

当塾では、志望校合格に向けてガリ勉をしてもらいます。「ガリ勉なんてダサい」と思う人も当塾には向いていません。ただしガリ勉といっても、考えなしに勉強量を増やすのではなく、効率よく勉強できるように当塾でアドバイスします。

基本的に定期テスト対策はしない

学校の宿題はやらないよりはマシというもの。学校の宿題にいちいちふりまわされていては、自分に必要な勉強に集中できません。

もちろん、学校の宿題がその人に合っている場合もあので、そういう人は学校を頼るといいです。

当塾でも、「学校の宿題」や「定期テスト対策」をまったくやらないわけではないが、基本的には塾の課題を優先して学習。

「学校の課題」と「塾の課題」の違いについて述べます。

「学校の課題」は大多数に向けたもの。上位層にとっては簡単すぎて、下位層には少しむずかしい。この人たちには、学校の宿題は足枷でしかありません。

「塾の課題」は1人1人に向けたもの。各人の「現段階のレベル」と「志望校のレベル」を考慮して学習範囲と学習ペースを決めます。

高3の8月までには全ての学習範囲を終わらせる

当塾の指定教材を基本的には高3の8月までに全て学習します。「とりあえず目を通した」というレベルではなく、問題集の8割以上は自力で解けるレベルを目指します。応用の問題集なら、自力で解けるのは5割でもいいです。

9月から共通テストまで4カ月半、2次試験まで6カ月の時間が残されています。この期間は、「いままで勉強してきた教材の総復習」と「過去問演習」をしていきます。

学習範囲を早めに終わらせることで、弱点対策に集中することができます。

高1のときから過去問対策

過去問を解くための知識を学習した段階で、過去問を解きます。たとえば、基礎の問題集で確率を学習した後に共通テストレベルの過去問を解きます。このように1つの単元を学習するごとに過去問も学習します。

過去問は自力で解けなくてもいいです。「問題集のどの解法パターンにあてはまるか」を意識しながらしっかり復習します。復習は1回では足りません。はじめはよく理解できなくても、問題集と過去問をともに復習の回数を重ねることで理解できるようになります。