指導内容

指導形式は1:1または1:2の個別指導です。

入塾当初は講師1:生徒1の完全個別指導です。自習の習慣ができて、導入部分やわからない問題もポイントを指摘するとすぐ理解できる状態になったら、1:2の指導に移行します。

1コマ(50分)の指導内容について説明します。

自習・復習のやり方のアドバイス

高校内容は学習範囲が広い(特に数学)ため、授業で教えるだけでは受験日までに学習範囲を終わらせることはできません。なので学校の授業のペースは自ずと速くなります。また、授業内で受験に必要な知識全てを教える時間がないため、ほとんどの学校では宿題を出します。

この宿題を漠然と解いているだけでは成績は上がりません。「受験に必要な解法パターン・知識をしっかり覚える」という意識をもって勉強することが必要です。

中学生や高校生を見てきて「自習のやり方を変えればもっと成績が上がるのにもったいないな」と思っていました。僕自身もそうでしたが、自習のやり方を知らない中高生は多いです。本人はがんばって勉強しているつもりでも非効率なやり方をしています。

当塾では問題集を指定して、自力で「解法パターン・知識」を身につけられるように、使い方をアドバイスします。詳細はこちらをご覧ください。

導入部分の解説

はじめて学習する単元の導入部分を解説します。市販の問題集・参考書は充実しているので受験勉強の独学も十分可能です。それでも、はじめて学習する単元は「最低限おさえるべきポイント(着目点)」がわかりにくいものです。もちろん、復習をしたり問題を解き進めるうちにポイントに気づきますが、経験者のアドバイスがあればより早く学習できます。このアドバイスが塾に通うメリットの1つだと思います。

質問対応

自習で問題集を進めていくと、わからない問題が出てきます。解説を読んでさらに10分時間をかけても理解できないものは、印をつけて次の問題に進みます。指定された学習範囲を一通り終わらせることを優先します。

わからない問題は、塾に来たとき、またはLINEなどで質問対応します。1人で解決できない問題を早く解決できることも塾に通うメリットの1つです。

習得度の確認

問題集をある程度進めたら確認テストをします。問題集と同じ問題を出します。

「同じ問題でテストの意味があるのか?」と思うかもしれませんが、解法パターン・知識が定着しているかを確認できます。

全く同じ問題を解けないということは知識が定着していません。ここから目をそらさずに、「理解できるけれど自力で解けない問題」はしっかり復習します。

たしかに同じ問題をくり返し復習するのは飽きます。中学内容は学習範囲がせまいので類題を解き散らかす勉強でも効果はあります。しかし、高校内容の学習においては、数字を変えただけの同じパターンのものを解くとなると、他の解法パターンを覚える時間が足りません。また、内容も難しいため自力で解くとなると時間がかかります。

問題を自力で解けないのは、単純に知識が定着していないからです。短時間で広範囲の知識を定着させるには同じ問題を何度も復習するほうがいいです。